大切な車を売る

悪徳業者に引っかからない中古車売却方法

中古車業界に限ったことではありませんが、業者が言っていることを鵜呑みにすると損をすることがよくあります。
これが少しぐらいの損なら、「勉強料だ」と思えるかもしれません。しかし、運悪く悪徳業者に引っかかってしまうと、場合によっては数十万円損することも。
これは中古車業界においても同様です。中古車を売る時にもいくつか注意しておくべき点があります。

査定額ゼロは疑ってかかる

車は長く乗っているほど、どんどん価値が落ちていきます。
購入してから8年以上経って型落ちしている車や、よく使用していたために10万キロ近く走っている車は、中古車買取業者に査定してもらっても、ほとんど価値がないものとして扱われます。
しかし、これは必ずしも当てはまるとは限りません。
大切に乗っていれば、それだけ車が傷んでいないこともあります。
また売ろうとしている車種が中古車市場で人気になっている場合も考えられます。
そのため、あまり価値がないと思っていた車が思わぬ価格で売れることもあるのです。
ところがいざ実際に業者から「この車はかなり乗っており、それなりに傷んでいるので値段がつかない。廃車することになるので、本来は手数料をもらっているが、今なら無料で引き取る」なんて言われることもあるのです。
こう言われると人は、「手数料をただにしてくれた良い業者だしお願いしよう。」なんて感じてしまいます。
しかし、中古車市場ではそれなりに人気のある車だと、高くは売れないがそれなりの値段では売れる場合もあります。
廃車にすると言いながら、実は売っていたなんてことも悪徳業者ならあり得るのです。
もちろん、車によっては本当に売却するしかない場合もあります。
ただしその場合でも、業者は善意で廃車してくれるわけではないことをきちんと理解しておき、あとで「損をした」と嘆かないようにしましょう。

バラして部品を売る

車自体が古くても、車検などで部品を新しく整備していることってありますよね。
このような時は、車をバラして部品を売ることでいくらか利益をあげられます。
もちろん解体すると、それなりに手間がかかるのでまとまった利益は生まれにくいでしょう。
それでも、全ての部品を売ると数万円~10万円前後になる場合もあります。
そのため「中古車市場で売れない=利益がでない」とは限りません。

名義変更

中古車として売る場合は、名義を変更しなければなりません。
だいたいこの名義変更は業者で行ってくれるのですが、雑な業者になるといつまで名義が変更されずに、税金がこちらに請求されてトラブルになることもあります。
また名義変更するには、実印や身分証が必要になります。
そのため名義変更をしたいから実印や身分証を預かるという業者もいますが、これを悪用する業者もいるのです。
そのため大事なものは、安易に業者へ預けないように気をつけておきましょう。

還付制度を利用する

車には自動車税や自動車重量税がかけられています。
これらの税金は、廃車して書類を提出すると還付されます。
軽自動車ならたいした金額ではありませんが、大きな車になると時期によっては数万円還付されることもあります。
ただし、還付してもらうためには、陸運局などに書類を提出する必要があるので手間です。
そのため中古車業者では、廃車にかかった費用+種類提出の手数料として、この還付金を代わりにもらっています。
優良業者ならこの還付金の話をした上で、お金の話をしてくれます。
しかし悪徳業者になると、この説明も特にないまま車を引き取られることも。
還付金は、車検が終わったばかりの場合や車が重い場合は、なかなかの額になります。
そのため「無料で廃車にします」=「還付金を代わりに受け取りたいので廃車にします」だといえます。
知らない間に還付金を取られたとならないように、廃車にする場合は還付金をどうするつもりなのか聞いておくようにしましょう。
中古車買取の悪徳業者に引っかかるとこのような被害にあいます。
ダマされないためにも、業者のいうことを信じ過ぎないよう気をつけておきましょう。