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大切な車を売る

アストンマーチン

100年以上の歴史を誇る、イギリス生まれの高級車。映画「007」シリーズで知っている方もいると思うが、シリーズ最多で登場しているボンド・カーだ。007で最も愛されている車と言っても過言ではないかもしれない。老いも若きもその類稀なる個性に虜になった方は多いだろう。1913年、ライオネル・マーチンとロバート・バムフォードは「バムフォード&マーチン社」を設立。車名の由来は、当時、ヒルクライム・レースで好成績を収めていた2人が、ヒルクライムのコースとなった、イギリスのバッキンガムシャー、アストン・クリントン(Aston Clinton)のAstonという地方名と、創業者の一人であるライオネル・マーティン(Lionel Martin)のラストネームMarthinから取ってブランド名となっている。

妥協を許さない車作り

アストンマーチンは創業以来、品質重視の車作りに定評があり、歴代の出荷した台数の90%が、今でも現役で走り続けているという、脅威の品質やサービスを維持しているブランドである。創業以来、作業工程の大半が熟練した職人の手によるものであり、叩き出しや塗装、組み立てや内装といった細部にも大変なこだわりが見受けられる。「ラグジュアリースポーツ」の名を欲しいままに手に入れ、優雅でいてパワフルな走りが特徴だ。同社の特徴である、特徴的な「ブライトフィニッシュグリル」からフロントグリルにかけての美しさは、他の追従を許さないほど均衡が取れ、少し斜めに開くスワンウイングドアや、バング&オルフセン製の高級オーディオ、細部までオーダー可能なインテリア、何処から見てもアストンであることが分かる程の完成度は、まさに芸術の域に達している。スーパーカーのような性能や操作性であるのに対して、外見的な迫力はそこまでなく、神秘的でどこか保守的、上品な印象を受けるが、数々のレースで優勝を果たしている、紛れも無いモンスターカーだ。ここまで見た目と性能のギャップを感じるスーパーカーは珍しい。

中古車としてのアストンマーチン

日本では認知度がさほど高いわけではないが、世界最古のワールドカークラブ組織である「アストンマーチン・オーナーズ・クラブ」が日本にもあり、その人気が伺い知れる。品質もさることながらフェラーリと同等とまではいかないものの、リセール市場でも値落ちの少ない輸入車ブランドの一つである。希少車種や限定車を除けば、より高い査定額が見込める高級車取扱店で見積り依頼されることをおすすめする。

気品と狂気の融合

サーキットでも走れるほどの性能を有していながら、一流ホテルにも軽やかに乗り付けれる高級車は、アストンマーチンの右に出るものはないだろう。まさしく英国が生み出したスーパーカーと言っても過言ではない。その気品と狂気が織りなす絶妙なバランス感覚とステータス性は紛れも無い本物である。アストンマーチンの企業理念「Power, Beauty and Soul」が、さらなる名作を生み出し続ける原動力として作用し、その歴史と技術を守り続けて欲しい。